インタビュー
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自分や自分の家族だったらそうして欲しい、という医療の提供を心がけています。
病気について医学用語を用いて言葉だけで難しい説明をされてもわからないと思いますので、絵をかいたり、実際の画像を見ていただくことで丁寧な説明を行っております。
また、患者さまの考えやお気持ちを聞いて、なるべくご負担をかけない診療を心がけています。
医師をこころざしたきっかけは何ですか?
開業医だった父の影響が強いです。父は開業前に、県の職員として公衆衛生に関する仕事に携わっていました。フィラリア症撲滅といった公衆衛生などを行っていたようですが、そうした業務を通して公衆衛生についての本を英文で書いて出版していたことにもあこがれがありました。
医学部に入った当初は、内科系よりは実際に手術をする外科系に興味を持ち、顕微鏡などを使って細かい手作業をしたりしたかったので、心臓外科とか脳外科とか、そういった花形の科に興味がありました。学んでいくうちに、耳鼻咽喉科にも細かい作業があることを知り、次第におもしろく感じられるようになりました。
診察のモットーは何ですか?
自分や自分の家族だったらそうして欲しい、という医療を提供することです。患者さまの考えやお気持ちをよく聞いて、なるべくご負担をかけない診療を心がけています。また、説明にもじっくり時間をかけています。
絵を描いたり内視鏡の画像をお見せしたりしながら、ここがこういう状態だから、こういう痛みが出ています、というようにできるだけ見せて説明、それもモットーです。
お子さま連れの患者さまに配慮していることはありますか?
お子さまの体調不良で来院された場合には、病気の説明は主にお母さまにしています。お子さまは泣いてしまうと診療ができなくなってしまうので、痛そうな話はお子さまにはできるだけしないように配慮しています。他方で、診察姿勢を記録するために導入したwebカメラが、意外にもお子さまをあやすのに役だっています。自分の姿がモニターに映し出されるのがおもしろいのか、多くのお子さまに喜んでいただけています。
また、院内設備についても、キッズスペース、待合室は広く設計しています。おもちゃがわりにコードを抜いた黒電話などを置いて、お子さまが遊びながら過ごしやすいスペースづくりに努めています。
この町の好きなところはどのようなところですか?
住宅街でありながら、幹線道路に近くて車での移動が便利なので、住みやすいという点です。公園や神社などの緑地がそこそこありますし、学校が多いので、治安面でも落ち着いて過ごせます。
クリニックのロゴデザインの意味・想いをお聞かせ下さい。
私は耳鼻咽喉科の医師なのでやはり、耳や鼻のデザインはよく見かけます。そこで、当クリニックのロゴは、私の妻がピアニストということもあり、音楽の要素を取り入れて個性が出せたらと思いました。耳とト音記号をかけ合わせたようなデザインを試行錯誤していくうちに、これに決まりました。